会社と聞くと皆さんが真っ先に思い浮かべるのは、株式会社じゃないでしょうか。
株式会社を簡単に言うと、株で資金を調達し、そこで調達したお金で経営する会社です。
つまり株を発行してお金を調達し、そのお金で会社を動かしているのです。
また会社を経営して利益を発生させ、その利益の一部を、株を購入した人(株主)に払います。
これが皆さんも一度は聞いたことがあると思いますがいわゆる配当です。
株式会社を設立することは決して難しいことではありませんが、設立する前にメリットとデメリットを知ることで、
失敗しない株式会社を設立することができます。
株式会社には次のようなメリット・デメリットがあります。
◆社会的信用度の高さ
企業との取引、銀行の融資、人材募集などに有利です。
◆節税方法の多さ
給与所得控除(役員報酬、家族への給与)、生命保険、家賃、退職金など多岐にわたります。
◆株発行による資金調達
株式を発行して配当を目的とする投資家から出資を募ることができます。
◆有限責任
会社の債権者に対して出資者は出資額を限度に責任を負います。
出資したお金は失いますがそれ以上の支払いは生じません。(金融機関等の連帯保証人になっている場合は別)
◆法人住民税の均等割
もし所得が赤字でも毎年8万円前後の納税が発生します。
◆役員の任期
役員には任期があり最長で10年です。
そのため同じ人が再任(重任)されても登記をしなくてはなりません。
◆コストがかかる
株式会社の場合設立費用に24万円程度かかります。
また設立後も社会保険料の負担などのコストがかかります。
株式会社の設立は大きく分けて次の5つになります。
① 会社設立事前準備
設立項目の決定、代表印の作成
② 定款作成・認証
定款の作成、認証手続
③ 登記書類の作成
資本金の払込、登記申請書の作成
④ 会社設立登記
設立登記の申請
⑤ 登記完了後
設立届の提出、銀行口座開設
株式会社を設立することで大きなメリットを得ることができます。
会社設立の初期費用などコスト面は高くはなりますが、節税面や資金調達面で得ることができるメリットがありますので、
長い目で見れば株式会社を設立して経営をスタートするほうが得でしょう。
会社設立は自分で行うこともできますが、手続きには多くの時間と労力を費やすことになるため、専門家の手を借りることをお勧めします。
また設立後の煩雑な経理、税務申告などは税理士に依頼すれば、経営面にのみ集中することができますので、
株式会社設立をお考えのかたはぜひご連絡ください。
その他にも、資金調達や、設立後のサポートも充実しています。
どんな業種の方にも対応していますので是非お問い合わせください。